ごあいさつ

上矢口郷土芸能保存会は、平成5年(1993年)に30年ぶりに神楽を復活し、今年で17年になります。現在では大きく分けて4つのグループが活動しています。
(1) 「天岩戸」、「世鬼」などの『上矢口十二神祇神楽』を伝承する神楽団のグループ
(2) 「どじょうすくい」などの『矢口の手踊り』を伝承するグループ
(3) 「京都五条大橋」、「団七の仇討ち」などの『段物』を伝承するグループ
(4) 和太鼓を演奏する和太鼓チーム『翔』

地元の新宮神社の秋祭り、薬師祭り、地蔵祭り、口田学区の盆踊り大会、あさきた神楽発表会、こうよう伝統芸能祭りなどに参加し、郷土の伝統芸能の伝承と普及と地域住民のふれあいを図っています。会員は、幼稚園児から社会人まで、約60名で頑張っています。

さて、現在の神楽は、大きく分けて、新舞と旧舞の二つに分類することができます。矢口地区に昔から伝えられてきた上矢口十二神祇神楽は旧舞の部類であります。今はやりの新舞のような派手で煌びやかではないかも知れませんが、旧舞は、全ての神楽の源流であり原点であります。古来からこの郷土に伝承されてきた伝統芸能を、将来の人々に伝えていかねばなりません。どうぞ皆様も暖かく応援して頂きたいと思います。

なお、神楽や和太鼓に興味をお持ちのお方は、是非とも一度ご連絡ください。年齢・性別・経験・住所は問いませんので、宜しくお願い致します。


平成22年11月18日
上矢口郷土芸能保存会
会 長 大沢繁治
ごあいさつ
inserted by FC2 system