薙刀舞(なぎなたまい)

薙刀舞
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 ある国に王と 4人の王子が国を治めておりました。東に東方太郎、南に南方次郎、西に西方三郎、北に北方四郎という 4人の王子がそれぞれ領地を支配して、平穏に暮らしていました。
 ある日突然、王が亡くなりました。その時、王の妃の胎内には 5人目の王子が宿っていました。やがて誕生した 5人目の王子の名前は中央五郎と申します。年数がたち、中央五郎は立派な成人となりました。しかし、同じ兄弟でありながら、中央五郎には領地が有りませんでした。そこで、4人の王子に領地分けを申し入れましたが、話し合いがつかず、ついに戦いによって決着をつけることになりました。そのため、中央五郎が武芸(薙刀)の稽古に励んでいる姿を表現したのが、この舞です。

記録写真 (※写真クリックで拡大写真を表示)


中央五郎

中央五郎

中央五郎

中央五郎
薙刀舞(なぎなたまい)
記録写真
【十二神祇神楽/保持演目】
【十二神祇神楽「薙刀舞」/出演記録】
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