大鬼子鬼（おおおにこおに）

　この舞のあらすじは……　悪を象徴する大鬼と子鬼が、世の中を騒がせて善良な村人を苦しめていました。その大鬼・子鬼を退治するように命を受けたのが杵築（きずき）大明神です。あるとき、大鬼・子鬼と杵築大明神が出会い、口上を述べて争いますが、互いに譲らず戦いとなります。隙を見て杵築大明神が放った矢が子鬼一匹に当たり倒れてしまいますが、大鬼の魔力によって生き返ります。そこで、杵築大明神の従者で勇ましい芝郎（しばろう）神が出て来て、縄で子鬼たちを縛って退治し、最後に剣で大鬼を退治します。悪が滅び、天下泰平になったことを表現する劇的な舞です。

記録写真 （※写真クリックで拡大写真を表示）

大 鬼	大鬼・子鬼	きずき（杵築大明神）
きずき・子鬼・大鬼	きずき（杵築大明神）	大鬼・子鬼
しばろう（芝郎神）	しばろう・子鬼・大鬼	しばろう・子鬼・大鬼
大鬼・しばろう	しばろう（芝郎神）